焙煎についての僕の思い。

20年近く、コーヒーに携わってきて

ここ数年で生豆の品質は、各段と良くなっているし

高品質の生豆が日本にも流通するようになって

とてもうれいしい。

過去に比べると、コーヒーの品質が向上している分

深く煎りすぎる必要がなくなったと感じる。

深く煎りすぎる事により、生豆に含まれる良質な成分

を焙煎によって破壊してしまう可能性があると思う。

だからと言って、何でも浅く煎ってしまえばいいとは考えていない。

僕の焙煎に対する思いはこうだ。

浅煎りが良いとか深煎りが良いとかの考え方はない。

焙煎をおこなう上で、僕の中にあるバックデーターが役に立っていると思う。

そのコーヒー豆が、ボディ感が持ち味であれば、

甘さや芳醇さに重点をおいた焙煎をする。

また、フレーバー感が持ち味であれば、フルーティーさに重点をおく。

結果、仕上がった焙煎豆が、深煎りもしくは浅煎りのコーヒー豆。

コーヒーを飲まれる方に思い思いのコーヒーを見つけてほしい。

もっと、各国のいろんな農園のコーヒー豆を焙煎したいと思う。

こんなコーヒー談義も、好きです...

コーヒー片手にどうですか^^

マウンテンストリーム，ロースター